特別支援教育 × iPad

特別支援教育にiPadを一つのツールとして活用できないかな、という

プログラミングをやってみよう

kkspです。

 

年末にやっていた実践の話です。

 

知的代替教育課程の子どもたちとプログラミング学習をしました。

 

計10時間で、全て生活単元学習。

前半6時間はHour of Codeで、後半4時間はScratchJrで。

Hour of Code Japan

Hour〜は、iPadとパソコンに分かれてやりましたが、

ScratchJr - Home

ScratchJrはiPadのAppなので、全員iPadでやりました。

 

授業全体を通して伝えたかったのは、

「問題解決の為のプログラミング的思考のしかた」

と、

「身の回りにはプログラムで動くモノがたくさん」あり、

それが「人がやっていたことや不便だったことを代わりにやって便利にしている」ということ。

 

うまく伝えられたかは正直わかりませんが、

後半のScratchJrでは、「面白いのを作って」とだけお題を出したところ、

それぞれの考える「面白い」動きをいろいろと表現していました。

「表現」ということならば、図工・美術の単元でもよかったかもしれません。

 

いずれにしても、

子どもたちが能動的に活動できていたので、そこはよかったです。

中でも、将来の夢に「プログラマー」と答えている子どもは真剣そのものでした。

 

将来の進路に役立つ…とは言い切れないところはありますが、

問題解決の為のプロセスを考えるにはよかったかな、とも。

また、解決にあたり、自分で考える・友だちに質問する・教員に質問する…等、それぞれのカラーが出ていました。

 

心の闇…が垣間見えた瞬間もあったりして。

 

そんな授業になりました。