特別支援教育 × iPad

特別支援教育にiPadを一つのツールとして活用できないかな、という

指伝話メモリを買って使ってみた話

kkspです。

 

久しぶりになってしまいました。

そして所謂夏季休業であります。

絶賛業務消化中です。

消化不良でもあります。

 

さて。

 

昨年度までスーパートーカーを利用していた児童がおりまして。

今年度引き継いだ次第なのですが。

今年度からSoundingBoardを使ってみることにしたんですね。

 

その児童の場合…iPadの画面をある程度狙って触れることができるんですね。
スクリーンガード(孔開けした下敷き)無しでも。

iPad好きってこともあって、すんなり移行できました。

 

で。

スーパートーカーにしてもSoundingBoardにしても「録音」という一手間が必要で。

更にスーパートーカーはパネルの絵を用意するもう一手間が。

 

相当悩んだんですが…

指伝話メモリパックを購入しました。

 

自腹で(¥24,800)。

 

(おおぉ…)

 

んで…。

良し悪しあるなぁと思った次第で。

列挙してみようかと…。

 

【良かった】

  • パネルの作成・音声の設定・動作の設定がオールインワン
  • 音声の設定が細かくできる

【今ひとつ】

  • 背景が白のみ(黒にしたい)
  • パネルに枠が付けられない(主なシンボルは白背景のものが多いので同化してしまう)
  • 「1画面に6パネル」という設定が無い(4では少ない・8では隙間が多い)
  • パネルのセット間を自由に行き来(リンク)させにくい
  • スイッチコントロールに関わる設定がアプリ単体でできない

 

試してみる価値は十分にあるAppだと思います。

でもSoundingBoardの方がやりやすい部分もあります。

 

昨年度担任していた児童は、

SoundingBoardを使って朝の会の進行をしましたが、

「リンク」ができたというのが非常に大きかったのです。

 

例えば、

「何月」「何日」「何曜日」「天気」と用意したパネルのセットがあったとして、

「何月」でパネルをタッチしたら、自動で「何日」に移動してほしいわけです。

SoundingBoardでは可能なんですがねぇ。

 

それから、

パネル同士の境目がわかりづらい。

ドロップスなど、シンボル類は白バックのものが多いので、

黒背景のパネルセットが作れると良かったのですが。

 

この辺りが惜しい。

 

----

 

何気に指伝話メモリ購入後にあったDropTalkのバージョンアップも結構な感じで。

それぞれ得手不得手ある感じですけれども。

 

ちょっと触ってみた個人的な印象としては、

SoundingBoardと指伝話メモリの中間がDropTalk、みたいな。

(全然違うわいと言われるかもなぁ)

(DropTalkは殆ど使ってなかったんす…)

 

これからもっと使い込んでみたいと思います…。

(元を取らないと…)

 

そんな8月になりそう。